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第四のスター誕生か

前記事に引き続き、日本ボウリング史料館所蔵のボウリング雑誌記事の中からご紹介。

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並木惠美子プロ紹介雑誌記事

(画像はクリックすると別画面で大きくご覧になれます。)

■4月度月例会

第四のスター誕生か

並木、メキメキ売り出す

男子プロボウリングで"第四のスター"を目指して熾烈な争いが続けられているのなら、女子プロ界も同じこと。"花のトリオ"に次ぐスターの座を目指して10人の第一期生がしのぎを削っている。
その中で、現在、一番手に立った、とみられるのが並木恵美子。第一回全日本プロ選手権でソーレツな追上げをみせ2位に食い込み、大きく注目されるところとなった。そして、後出の四月度月例をものにしたことで、他の9人を大きく放した、とみられる。

ボウリング歴10ヶ月でプロテスト合格など話題の多い選手だけに、いってみれば"派手"な存在。それだけにスターとなる素養は十分にある。あとは、現在上向いている調子を自分のもの、つまり、実力にしてしまうことだろう。
ところで、専門家の間では、"第四のスター"はこの並木よりむしろ中島秀子を押す人の方が多い。並木に比較すれば、むしろ地味な存在。が、戦績的には、結構なもの。奈良オープンは4位、4月度月例も2位に頑張っている。惜しむらくは、多分に神経質なこと。大会の日は朝から食事がノドを通らぬというほどの緊張し過ぎが、いま一歩の伸びを押さえているようだ。
リラックスすることを身につけた場合、ボウリング自体は"地力"があるので"花のトリオ"に肉迫することも可能。
ところで、第二回のテストで第二期生が誕生しただけに、第一期生も、ここは一番、十分気持を引き締めてかからなければなるまい。
芸能界の例でもわかるように、最近の"スターの寿命"は非常に短くなっている。

気弱がたたった中島秀子

女子プロ4月度月例は、並木恵美子が快勝。4月11日、この日は朝から東京は雨だった。
そのような中で並木は「わたしは雨に強いの」と妙な自信を示す。
決勝戦は、まず、3位決定戦からスタート。試合前、弱音をはかない須田が珍しく「並木さんとは相性が悪い」とこぼす。このひと言は彼女を知る人たちに不吉なものを感じさせたが結果は、その予感が本物となった。10フレからストライクを3個続けた並木が227対223で逆転。
優勝戦は、中島対並木。"第四のスター"を目指す二人の対決。中島は、気弱にも、「テレビ中継されると弱い」と神経質なことをいう。そして、予選時ののびのびさをなくしてしまった。これにひきかえ、並木は"雨に強い"という妙な自信をそのまま持続、実にドライに優勝してしまった。スコアは231対191。並木は月例初優勝である。

」(雑誌記事より引用・原文通り)
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